テキスト庵の井戸端
>MIT33さん
>(寄付や資産運用による巨額の資産を基にした)大学独自のFinancial Aid
よくご存じですね。確かにトップ大学の寄付ベースの資産はものすごく、利子だけで(円でいえば)億単位の金が動く世界です。
とはいえ、こうしたアメリカのトップ大学の寄付ベースのFinancial Aidは、主に研究者の育成に向けられています。日本と違い、アメリカでは博士課程の院生は授業料免除、生活費支給も当たり前の世界であります(生活費支給はティーチングの仕事とセットになっている場合も多いですが)。
一方、アメリカでは修士号は「資格」として捉えられており、修士の院生にはほとんど奨学金がないのが一般的だと思います。つまり「資格」を取りたければ自分で授業料を払って取ってください、という姿勢です。(※注)
おそらく、学部学生もカテゴリー的には修士と同じで、「自分で授業料払ってくださいね」の世界だと思います。確かに「日本に比べれば」さまざまな奨学金がありますが、多くは特定の人種(マイノリティー)限定とか、貧困層限定とか、特定の卒論テーマ限定とか、かなり条件が限られているのが実情だと思われます。よって、特に、「中流」の「白人」家庭だと奨学金の当てはほとんどないというのが本当だと思います。
(※注)アメリカの院は日本と違い、「修士号どまりコース」と「博士号まで行くコース」に分かれていて、後者を「博士課程」と言います。前者は定員が多く、修士を取ったら多くの人は就職します。後者は定員が少なく、過程としては修士課程を含みますが、修士号獲得はオプション(途中で修士論文を提出すれば修士号がもらえるが、義務ではない)なのが普通だと思います。
>【な】さん
返信どうもありがとうございます。
私の書き込みが原因で話が脱線してしまい、申し訳ありません。
>アメリカは教育費が非常に高い国なので、自分の子に良い教育を受けさせようと思うと、それはほとんど命がけです。子が生まれた瞬間から教育積み立てを真剣にやらなければいけないのがアメリカであります。
成る程、とも思いましたが、アメリカには日本とは比べ物にならないほどの充実した奨学金制度があり、(寄付や資産運用による巨額の資産を基にした)大学独自のFinancial Aid等もある訳で、アメリカの教育の実態は正確にはどのようなものなのか、と疑問が尽きません。
時間が出来たら自分で調べてみようと思います。
うおっ、なんだこの長文!…一晩明けての感想。
自分で書いておいてなんですが、話が脇にずれてますね、もともとインターンの話だったのに。すんまへん。
ぼくが本当に書きたかったことは「日本では大学、大学生、就職活動の関連性がいびつすぎる」「アメリカの大学の立ち位置のほうがまとも」ということで、学生がどう、とかは二次的なことでした。
>MIT33さん
>この文章を見てこの文章を思い出しました(http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson14.html)。まぁどちらかというとネタ寄りのサイトなので内容をそのまま鵜呑みには出来ないですけど。
遅ればせながら、そのサイト読んでみましたが、「欧米の学生は日本の学生と同じぐらい甘ちゃんなんだぞ!」と主張してはいますが、同時に「日本の学生は甘ちゃんです」と認めているようなところがむなしい感じがしました。
それよりそのサイトで気になったのは「自立」=「学費を自分で払っているか」に絞っている点です。学費を自分で払っているかどうかと精神的に大人かどうかとは関係ないと思うんですが…。
アメリカは教育費が非常に高い国なので、自分の子に良い教育を受けさせようと思うと、それはほとんど命がけです。子が生まれた瞬間から教育積み立てを真剣にやらなければいけないのがアメリカであります。自分の子供の教育費を捻出するのがいかに大変なことか、知り合いの大学の先生が集まると話題にのぼるのはそんな話ばかりでした。大学の先生というある程度社会的地位の高い人たち(必ずしも大金持ちでもないが)でさえそうなのだから、そうでないところから子供を大学にやるのがどんなに大変なことか、想像するのは容易です。これはアメリカの構造的な問題としてしばしば批判されるところです。
しかし、親が命がけで子を大学にやっているのですから、子はさすがにそれを実感しています。アメリカの大学で私語がないのはそのせいもあるのではないかとおもっています。学生が自分の学費をかせいでいるかどうかとは関係のない問題だとおもいます。
>就職活動については日本の企業に新卒至上主義の傾向があり、転職もまだまだ一般的ではないという風潮がある(新卒で入った企業が人生を大きく左右する)以上学生が就職活動に必死になるのは仕方が無いと思います。
それはその通りだと思いますね。日本の学生は間違いなく犠牲者です。馬鹿なシステムが学生を馬鹿げた型にはめている。実に滑稽な光景です。この点をきちんと批判しないと、日本の未来は暗いと思いますね。
>そういえば、「就職は各自の責任でどうぞご勝手に、というのがアメリカの大学の一般的な姿」とするとアメリカの大学では日本の大学みたいに卒業生の就職先のデータなどは明らかにしないんでしょうか?日本では卒業生の進路実績は殆どの場合大学案内に書かれていて、「就職決定率が高い」大学の受験生からの人気が高かったりするのですが…
ちゃんと調べたわけではないですが、アメリカの大学のウェブサイトで「うちの大学の就職率は…」なんてのを見たことはないですね。もし見つけたらぜひ教えて欲しいです。何度も言いますが、ちゃんと調査したわけではないので、ぼくが間違っている可能性は十二分にあります。就職を売りにしている通常の4年制大学のウェブサイトがどれくらい存在するのか、ぜひ知りたいです。
>ファイリングの方法などは企業が違ってもルールが同じになっていますよね、アメリカは。
興味深い話ですね。
そりゃ、アメリカみたいに転職が多いところではある程度共通のルールを作らないとやっていけないですよね。
確か平均的アメリカ人は10回ぐらい転職しているんでしたよね。
>もしアメリカのインターンが「即戦力」になるのなら
仕事の仕方が違うというのもあると思います。仕事に関する最低限のルールが定型化されている国と、日本のように会社ごと家庭ごとに細かくルールが違う国では、いきなり入って最低限のことができるようになるまで掛かる時間が違います。
ファイリングの方法などは企業が違ってもルールが同じになっていますよね、アメリカは。
映画なんかで、他社に潜り込んで必要書類を捜すときにみんなちゃちゃっと決まったキャビネットに行くのは、それが絶対にそこにあるから。日本の企業だったらどこになにがあるか分かるようになるだけで3ヶ月はかかります。
>もしアメリカのインターンが「即戦力」になるのなら、それは向こうの学生の方が自立心があって大人だからじゃないですかねえ、ただの憶測ですので間違っているかもしれませんけど。
この文章を見てこの文章を思い出しました(http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson14.html)。まぁどちらかというとネタ寄りのサイトなので内容をそのまま鵜呑みには出来ないですけど。
就職活動については日本の企業に新卒至上主義の傾向があり、転職もまだまだ一般的ではないという風潮がある(新卒で入った企業が人生を大きく左右する)以上学生が就職活動に必死になるのは仕方が無いと思います。アメリカみたいに大学卒業してから仕事を探したり、転職を何回も繰り返したりすることが一般的ではない(どころか色々な面で不利になる)のですから。
そういえば、「就職は各自の責任でどうぞご勝手に、というのがアメリカの大学の一般的な姿」とするとアメリカの大学では日本の大学みたいに卒業生の就職先のデータなどは明らかにしないんでしょうか?日本では卒業生の進路実績は殆どの場合大学案内に書かれていて、「就職決定率が高い」大学の受験生からの人気が高かったりするのですが…
インターンシップの話からすこしそれますが、小中学生ぐらいから、社会見学のルートを自分達で組み立てさせたり、職場体験をさせたりして、自主自立を促す教育カリキュラムが増えて来たように思いますが、こと大学生の就職については大学側が甘やかし過ぎな気がします。
就職氷河期に入ると、レベルの低い大学では学生より教員のほうが焦って動いている姿も見受けられますね。
>りなこ様
いえ、個人的に大変満足しました、ありがとうございます。
>CHARADE様
具体的に例示ありがとうございます。企業側の目的はリクルート、というのが明快でずしっと来ました。インターンシップって語はボランティアと同じくこの国ではまだまだ解釈があやふやで地に着いてないように思います…っていうかインターンシップがボランティア的。私なんか特にメリットデメリット、カネ、義理、とか考えちゃいます。
>CHARADEさん
ぼくが現地で観た限りでは、アメリカの大学には「ビジネスマンとしての教育も大学の主要な役割という考え」はないように思います(ビジネススクールを除く)。向こうは新卒信仰がないから卒業してからゆっくり職を探すケースも珍しくないし、キャンパスにリクルートスーツを着てくる学生なんて皆無です(てゆうか日本が異常)。大学は知を学ぶ場所、就職は各自の責任でどうぞご勝手に、というのがアメリカの大学の一般的な姿じゃないかとぼくは思います。(しつこいですがビジネススクールはもちろん別です。)ほんと、アメリカの大学はうらやましいですよ、勉強するのが優先ですから。「就活があるので授業休みます」と学生がさも当然の権利であるかのように言ってくる日本の大学とはアカデミズムのレベルが違います。
もしアメリカのインターンが「即戦力」になるのなら、それは向こうの学生の方が自立心があって大人だからじゃないですかねえ、ただの憶測ですので間違っているかもしれませんけど。あと、日本は学生がバイトするにしてもガチガチのマニュアル主義のバイトばかりで、自分で考えて行動するスタイルが定着しないとか? (適当な推測)
ひるがえって、インターンって、当然企業にしてみれば、あまり実質的メリットはないだろうなあというのは良く分かり、インターン受け入れてくれる企業さんには感謝です。世間知らずの学生も良い経験になるだろうし、大学側としてみれば有り難い制度だと思っており、学生がご迷惑をおかけしないことを祈るばかりです。
うちでもインターンシップを受け入れたことがあります。打診は時々あるようですが、なかなか簡単には受け入れられません。
インターンシップといった場合は、だいたい、無給で、一ヵ月程度の短期、期間中はフルタイムという条件のようです。
一ヵ月で辞めてしまう人にまとまった仕事は任せられないし、お客様に紹介もしにくいし、教えるのにも時間がかかるし、といって、電話番だけやらせるわけにもいかないし、というわけで仕事の割振りには苦労します。無給で人が使えるといっても全然嬉しくないです。
企業側の目的はリクルートですね。「いい学校」とはいい関係を保っておきたいし、一ヵ月も一緒に仕事をすれば、この仕事に向いているかどうかもわかるので。いい人だと思ったら、「卒業したらぜひウチに……」なんて話をするわけです。
学生さんにとっては、一ヵ月毎日というのは決して短期ではないでしょうから、そうまでして時間をかけた会社から誘われれば、よほど厭でなければそのまま就職する可能性が高いと考えられます。
もっとも、前回うちがインターンで受け入れた学生さんは、結局うちにはきませんでしたけど。
扱いに苦慮する、リクルートとしてもそれほど効果的でないとなると、あまり積極的にはなれないです。
アメリカの会社にきくと、インターンは非常に有効に活用されているみたいですが、前提として、学生が即戦力になるらしいです。向こうでは、ビジネスマンとしての教育も大学の主要な役割という考えがあるらしく、優秀な学生であればいきなりプロジェクトに放り込んでも大丈夫だと聞きます。
大学時代に起業する人も珍しくないですし。
日本の大学生は、即戦力としてはほとんど使い物にならないので、インターンシップは難しいように思います。
ちなみに、僕は「即戦力として使い物にならない」ことが悪いとは思っていません。大学があんまり就職予備校みたいになってほしくないです。人生は会社に勤めるだけではないので、もう少し広い視野で過ごした方がいいんじゃないでしょうか。
会社は、仕事に必要な「しつけ」は、採用してから自社の責任ですべきだと思います。もっとも、転職が当たり前になると、なかなか時間をかけて教育していられないという、世知辛い事情もあるわけですが。
>y様
あまり役に立つ回答ができずすみません。
ちなみに他社のインターンシップは何をしているのだろう、と気になり、うちの夫に訊いてみました。
某メーカーのインターンシップ生受け入れを夫が担当した時は、「仕事体験」でも何でもなく、ただのプログラミング言語教育研修の講師を命ぜられたようでした。新入社員教育の前倒しみたいなものですね。
鹿田内りなこ様
迅速な回答感謝です。インターンシップには無給労働と経験供給(?)の等価交換というイメージがあったので質問させていただきました。即戦力だとギャラを払う価値がありそうですが、全くの未経験だといちから教える手間とお金、という面でペイしないかな…と門外漢ながら思っておりました。企業と教育サイドのスムースな連携が確立されたら良いですね…。お答えありがとうございます。
>y様
インターンシップについて。
会社のスタンスや会社の状況にも拠ると思います。基本的には、インターンシップには報酬は払わなくてもいいようです。
弊社がインターンシップを受け入れる場合は、人手不足の時期にアルバイトに近い形で来ていただいたりしたので、報酬はお支払いしました。この場合はほとんど即戦力で使える学生さんだったので。でも、短期間で業務に使えるIT技術を教えるのは多忙な現場では無理なので、あまり受け入れをしていません。
考えようによっては、入社前に内定者の動き方を観察したりできるいい機会でもあるんでしょうね。
他社さんはどうなのかな。そういえばあまりそのあたりについて他社のかたと話をしたことがなかったです。情報も少ないし、各社独自解釈でやっているのかも。
最近は、中学生・高校生の社会学習の一環で職場体験(チャレンジワーク)を行う学校が多いと思いますが、大学生の場合、もう少し実務寄りの行動を期待されるでしょう。
今年はインターンシップ生にしてもらうような余剰な仕事が現場にない会社も多そうなので、インターンシップ先がなくて学校が困っているのかもしれませんね。
りなこさんの許容範囲というか一般論で構いませんので世間的にはどういうものなのか知りたいなと思いました。教えて戴けたら幸いです。不躾な質問かも知れないので…そうでしたらスルーで結構です。
ketketさま
コメント有り難うございます!住んで四年目、日本熱帯化に伴って年々危険動物が増えていく気がします。これからも負けないです!
毎日エコを連呼するマスゴミがこのニュースをまるで美談のように仕立て上げていて気持ち悪かったです。
誰がザブングルやねん!
閑話休題。
なくき様:
そういうことは強調しなくていいから(笑)。
そういえばなくき様の四角い顔ももう10年以上見てないのか。
こっちきたらたまには酒でも飲もうよ。
いや失礼にはあたらないかと…むしろ喜ばれたり。と勝手に想像。
えー、そうなんですか。それはたいへん失礼いたしました!
そういや、音楽のレビューを書いていらっしゃったときにユーミンの昔のアルバムなど入っていて、この方おいくつなのだろうかと不思議に思ったことがありましたっけ。
雪見様
丁寧なご説明有り難うございました。私はどっちかというと中年男性メンタリティ(+中二病)が勝ってるかなって…聞かれてないけどお答えしときます。
yさん、よしきさん、反応してくださってありがとうございます。
「ガールズトーク」の内容は何でもアリなんだと思いますよ。そしてわたしの定義によると「井戸端会議」とはガールズトーク以外のすべてのおばさんのおしゃべりです。両者の違いはどうやったらわかるか。しゃべっているおばさんの瞳の奥をのぞきこんで、お星様がキラキラしてたらそれはガールズトークなのです。枕草紙の「うつくしきもの」なんかは清少納言さんのひとりガールズトークじゃないでしょうか。
中年男でも、ガンダムとかウルトラマンとかの話に燃えたりする人もいますし、全然燃えない人もいましね。yさんみたいに、「ガールズトーク」も「井戸端会議」もピンと来ない女性もいて当然だと思います。(個人的にはそういう女に憧れます。)
ブンガクのジャンルでいえば、ガールズトークは一種の牧歌(パストラル)だと思います。現実逃避でもあり、生命力の再生の場でもある。
ところで、よしきさんがおっしゃりたいのは、安易にカタカナ流行語を使うなということでもありますよね。「恋バナ」とか、わたしも大嫌い。(でも「ガールズトーク」は許容する。理由はわからない。)「ガール」って、甘さがあまりなくてさばさばしてるから好まれるのかもしれません。
ところで以前アメリカである女性が「I'm a Kansas girl」(カンザス出身の女というぐらいの意味)と言ってたので、見ると70歳ぐらいの方だったのでギョッとしたことがあります(笑)。
どもです〜。
芸能人ブログはなんかそういうことらしいです。
あとガールズトークの件ですが、メールで「ガールズトークは主に恋バナが多いのよ。」という指摘を受けました。
しかし今度は「恋バナ」という単語にイラッとしました(笑)。
ワタクシはそういうココロの狭い人間です。
↓すみません、ガールズトークに+ファッション追加
